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保育士が復職する時の不安と対策|Q&Aで解説【保育士Q&A】

以前は保育士として働いていたけれど、子育てや家庭の事情で離れてしまった——
「保育の仕事に戻ろうかな」「保育士として働きたい」と考えているあなたへ。

ブランクがあると「ちゃんとやっていけるのかな」「今の保育現場って昔と違う?」など、心配や不安が出てくるのも当然です。この記事では、復職を考える時に気になる不安を、Q&A形式で整理しました。保育士への復帰に役立つ制度や研修情報も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Q1. ブランクが長いけど大丈夫?

ブランクがあっても復職は可能です!保育士資格があること、これまで保育士として勤務した経験は大きな強みになりますし、多くの園では保育士経験者の復帰を歓迎しています。ブランク中にやっていたこと(他業種での経験、子育て、家庭のことなど)が、保育の現場で活かせる場合も多くあります。一方で、これまでの保育制度や保育方針が変わっている部分もあるため、最新の保育事情を確認しておくと安心です。

京都府や京都市、各自治体では、復職を考えている方に向けた研修や就職相談会も実施しています。研修では保育制度と最新の保育事情の講義や、記録・指導案などの書き方のコツなどを学ぶことができます!ぜひ復職に向けた一歩としてご活用ください。

研修情報はこちら

また、京都府や京都市では、復職に向けたサポート窓口が開設されています。保育士として復職を考えている方や、復職に不安がある方など、保育の仕事に興味がある方は相談窓口をご活用ください。

相談窓口はこちら

 

Q2. 子どもとの向き合い方が不安…

久しぶりの保育現場だと、子どもへの関わりに不安を感じることがあります。子どもと向き合うためには「子どもの理解をアップデート」することが大切です。子どもの発達段階や保護者対応の考え方など、「今の保育」を理解することで、自然と復帰に向けた自信も戻ります。そのためにも、就職する前に園の先生に子どもとの向き合い方や不安などを直接聞いておくと安心です。特に就職説明会は、色々な園の現場の先生と直接お話ができるチャンスです。就職説明会は、今すぐ就職を考えていない方でもお気軽に参加いただけます。少しでも保育の仕事に関心がある方はぜひご参加ください。

就職説明会の情報はこちら

 

 

Q3. 経済的・生活面の不安は?

復職に伴う費用や生活面の負担が心配な人向けに、「就職準備金」や「復職支援」などの制度があります。子育てしながら働く場合は、子どもの預け先や保育料の支援制度もあります。一定期間働くことで返済が免除になる制度もあるため、事前に確認すると安心です。

京都府の保育士支援制度

支援制度 内容

修学資金の貸付

保育士になる学生を対象に、修学資金を貸し付け。
月+準備金など、最大280万円をサポート。
京都府内で保育士として5年間以上働けば返還免除

就職準備金の貸付

就職に必要な準備費用を貸し付け。
保育士に復職する方や勤務経験のない保育士が対象。
最大40万円までサポート。
2年以上働けば返還免除。

未就学児の保育料貸付 月2.7万円まで保育料の半額をサポート(最大1年)
未就学児を育てながら、府内で働く保育士が対象。
2年以上働けば返還免除。
子供の預かり支援利用料貸付

ファミリーサポートセンター等の利用料の半額をサポート(年間最大12.3万円)
最大2年間まで利用可能。
未就学児を持つ保育士で、早番・残業等でファミサポ等を利用する方が対象。
2年以上働けば返還免除。

また、京都府内の各自治体では、保育士を対象とした独自の支援制度があります。家賃補助や転居にかかる費用の補助など、さまざまな支援があります。各自治体の支援制度については別記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。

詳細はこちら(京都府内独自の保育士支援制度まとめ【2025年度最新版】

Q4. 新しい園に馴染めるか不安…

保育園の雰囲気は、実際に見ないと分からないことが多いです。復職する前に実際に園見学をして、職員同士の雰囲気や子どもとの関わり方を確認するのがおすすめです。園見学の際に、気になる点を質問するだけでも復職に向けた安心材料になります。

園見学の方法や申込のポイントは、Instagramでまとめられていますので、ぜひご覧ください。園見学の申込方法に関するInstagram投稿

Instagramはこちら

Q5. 勤務時間やシフトが合うか気になる…

最近では時短勤務や時間固定勤務など、働き方を柔軟に設定している園も多くあります。ご自身のライフスタイルに合った園をほいなびHPで探すことができます。ほいなびHPにある「保育園・認定こども園一覧」ページでは、時短勤務が可能な園や、ブランクがあっても大丈夫な園を検索することができます。働きたいエリアの保育園を調べる際や、園見学の際などにご活用ください。

「保育園・認定こども園一覧」ページはこちら

 

Q6. 給与や待遇は改善している?

待遇改善に関する資料

保育士は給料が低い、というイメージがあるかもしれません。しかし、近年では保育士の給料や待遇改善への取り組みが進んでいます。特に京都府は関西圏の中でも、最高水準の給与ベースとなっています。

保育士の全国平均月給が約27.7万円に対して、京都府は約30.2万円と全国平均よりも約2.5万円も高く、平均年収は450万円以上。また、月給は5年間で24.5万円から27.7万円と、約3.2万円(年収ベースで約43万円)アップしています。

そのほかにも、自治体独自の家賃補助制度や就職奨励金制度、働きやすい職場づくりの推進など、京都府では保育士の待遇改善が積極的に進んでいます。

保育士を目指す方におすすめのイベント【2026年1月~3月開催】

最後に、保育士を目指したい・復職したい方に向けたおすすめのイベントをご紹介します。

1月24日には、京都市で保育園・認定こども園の就職説明会が行われます。京都市内で保育園・認定こども園を運営する27法人が出展し、実際に園の担当者と話をすることができます。

イベント名 京都市保育園・認定こども園 就職説明会

日時

2026年1月24日(土) 13:30〜16:00

場所

イオンモールKYOTO Sakura館4階 Kotoホール

対象者

・保育園、認定こども園へ就職を希望される方
・保育士・栄養士・調理師・看護師の資格(見込み含む)を有する方
・令和8年3月卒業見込みの学生の方
・京都市保育人材サポートセンターによる支援を希望される方

詳細はこちら

2026年2月10日には、保育士を目指している方や就職・復職を希望している方に向けた、サポートアップ研修会を実施します。研修会では、アドラー心理学の視点から、ポジティブになる心の持ち方や子どもへの接し方など、保育の仕事をする上で役立つことを学べます。また、保育の記録や指導案など書類の書き方のコツなど、現場で使える基礎講座も学ぶことができます。以前参加した方からは、「元気付けてくれるたくさんの言葉を学んだ」「気持ちの持ち方をプラス思考に出来るだけで、かなり人生が変わると感じた」など、ポジティブな感想を多くいただいていました。

イベント名 令和7年度保育士就業サポートアップ研修会

日時

2026年2月10日(火) 13:00〜16:30

場所

「ハートピア京都」3階 視聴覚室

内容

①「目からウロコのアドラー心理学」
講師: 川原 啓治 氏 

②「保育現場で使える保育技術の基礎を学ぼう〜書類編〜」
講師:林 静香氏

詳細はこちら

3月1日には京都府の保育園・認定こども園が集まる就職説明会が行われます。京都府内にある55の保育園・認定こども園が集まり、説明会や直接相談ができるブースが設けられています。

イベント名 京都府保育園・認定こども園 就職説明会

日時

2026年3月1日(日)
12:30〜16:00 (受付 12:00〜)

場所

京都産業会館ホール
京都経済センター2階(中南室)

対象者 ・一般求職者(保育士有資格者等)
・学生(全学年歓迎!)
内容

①セミナー「効率的なブースの回り方」
 〜採用者が求職者に何を求めるのか〜

②就職説明会

詳細はこちら

研修会や就職説明会は、保育士を目指す方や就職・復職を希望する方にとって、貴重な経験になります。非常にぜひ、お気軽にご参加ください!

まとめ

復職には不安がつきものですが、京都府内には保育士の復職をサポートする研修制度や窓口など、さまざまなサポートがあります。復職に不安がある方は、ぜひご活用ください!